第30回全国統一研修会 軽井沢大会
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記念旅行

参加者:74名

 15日(土)から17日(月)にかけて2泊3日の記念旅行を実施しました。74名という多数の参加を得、大型バス3台での旅行となりました。
 第一日目は、あいにくの小雨の中軽井沢プリンスホテルを8時30分に出発、最初に訪れた小布施では、「北斎館」、「高井鴻山記念館」を見学。「北斎館」は、葛飾北斎が80代半ば小布施の豪商高井鴻山の庇護のもとに滞在した地、小布施で描いた、肉筆画、画稿など40点余りを常設展示。細やかな心象描写と緊張感にあふれた肉筆画は、彼の通常の浮世絵とは異なり、興味深い。見ものは、怒涛図といわれる天井絵。東町屋台に龍図・鳳凰図、上町屋台に男浪・女浪の怒涛図が描かれており、迫力充分。80代半ばとは思えない精緻な肉筆画が魅力的でした。
 その小布施を後にし、奥深い山道を戸隠へ。戸隠は、冷涼な気候に育つ風味豊かな「霧下そば」の産地であり、戸隠神社へ詣でる信者への振るまい料理として古くからそばの食文化が栄え、宝光社、中社周辺に30数件が味を競うそば店が軒を並べています。その中の「山口屋」で昼食。戸隠そばを堪能しました。

小布施「北斎館」 小布施「高井鴻山記念館」 戸隠でそばを堪能
▲小布施「北斎館」 ▲小布施「高井鴻山記念館」 ▲戸隠でそばを堪能

 昼食後、「戸隠民族館」、「戸隠流忍法資料館」を見学。戸隠忍法の創始者仁科大助が編み出したユニークな忍具の数々と民具を見た後は、どんでん返しの板壁に、囲炉裏の下の抜け穴など、入り口から出口まで各部屋に仕掛けがあり、そのからくりを見破らなければ出口にたどり着けないという「忍者からくり屋敷」。皆様あまり入られないかと思いきや、喜々として挑戦されていました。まだまだお若い!!それから一路山を下り長野市へ。
 「牛に引かれて善光寺参り」で有名な信州随一の名刹は、宗派を定めないので昔から多くの人々に信仰されてきた「善光寺」。皆様本堂の床下の真っ暗闇の通路を手探りで歩き、極楽浄土への錠前に触れる「お戒壇巡り」を体験されていました。そこも大混雑何も見えない本当に真っ暗闇で、前の人にさわり「痴漢」と間違えられないように注意してそろりそろりと手探りで進みます。何とか錠前に触ってきましたが極楽浄土へいけるやら?
 それから1日目の宿泊先である「ホテル国際21」着。その日の夕食は、洋料理と和料理を希望により各人お楽しみいただきました。

「戸隠流忍法資料館」 「忍者からくり屋敷」 「善光寺」
▲「戸隠流忍法資料館」 ▲「忍者からくり屋敷」 ▲「善光寺」


 二日目は、昨日とは一変した好天に恵まれ8時に上高地へ向けてホテルを出発。
途中「大王わさび農場」にて休憩。15万平方㍍の広大な敷地に1日12万トンもの湧水をたたえるワサビ農場の雄大さに圧倒されました。なお、黒澤明監督の映画『夢』のロケ地にもなったところで水車小屋が有名です。一服後わさび農場を後にし、上高地へ。沢渡にて環境保護のため低公害バスに乗り換え、帝国ホテルから歩く組とバスターミナルまで行く組とに別れたが、ほとんどの方が帝国ホテルから穂高連峰の裾野、清流梓川の岸辺を約60分河童橋まで歩くルートを選択され、次々に展開する美しい風景に感動しきりだった。「上高地」は、英国人宣教師・ウエストンが見いだした 国際的山岳リゾート。今回の旅行の目玉として紅葉の上高地を期待したが、残念ながら今年は遅れ気味。紅葉は楽しめませんでしたが、穂高連峰の雄大なパノラマを堪能されていました。「上高地五千尺ロッヂ」で昼食後、一路、松本へ。あいにく交通渋滞に巻き込まれ、現存する中で我が国最古の天守を持つ国宝「松本城」への到着が遅れ、その城の中も大渋滞。大幅な遅れをもって「諏訪大社・上社・本宮」へ、駆け足の参拝となってしまった。

「大王わさび農場」 「上高地散策」 「河童橋」 「上高地の景観」
▲「大王わさび農場」 ▲「上高地散策」 ▲「河童橋」 ▲「上高地の景観」
「上高地五千尺ロッヂ」での昼食 国宝「松本城」 「諏訪大社・上社・本宮」  
▲「上高地五千尺ロッヂ」での昼食 ▲国宝「松本城」 ▲「諏訪大社・上社・本宮」  

 参拝後「八ヶ岳ロイヤルホテル」へ。一風呂浴びた後、大宴会。旅行に参加された鈴木 孝・関東信越会会長による挨拶と永松 繁雄・連合会顧問の乾杯のご発声があり、宴会がスタート。皆様「甲斐料理」を堪能されていました。アトラクションに「甲府ばやし」が披露され、是枝 伸彦・MJS会長の挨拶があり、石倉 輝一郎・北海道会会長の中締めの挨拶でお開きとなりました。

「八ヶ岳ロイヤルホテル」での宴会 鈴木 孝・関東信越会会長の挨拶 永松 繁雄・連合会顧問の乾杯のご発声 アトラクション「甲府ばやし」
▲「八ヶ岳ロイヤルホテル」での宴会 ▲鈴木 孝・関東信越会会長の挨拶 ▲永松 繁雄・連合会顧問の
乾杯のご発声
▲アトラクション「甲府ばやし」


 三日目は、朝からあいにくの雨となり、昇仙峡散策が懸念されましたが、「昇仙峡影絵の森美術館」についた時には小雨となり、美術館で藤城清治の影絵や、山下清の切り絵などを鑑賞し、昇仙峡を下るときには、雨も上がり問題なく催行できました。国の特別名勝にも指定されている渓谷「昇仙峡」は、奇岩の間を川が穏やかに流れる観光名所。墨絵を思わせる奇岩や巨大な岩に圧倒されたご様子でした。その後、山梨の「サントリー登美の丘ワイナリー」へ。ワイナリー見学の後ワインの試飲・直営レストラン「ワインテラス」で昼食。昼食後、羽田空港と東京駅へのバスに別れ、それぞれ帰途につかれ、途中大雨での交通渋滞にあったものの何とか無事に記念旅行が終了しました。

「昇仙峡影絵の森美術館」 渓谷「昇仙峡」散策 渓谷「昇仙峡」の奇岩 レストラン「ワインテラス」での昼食
▲「昇仙峡影絵の森美術館」 ▲渓谷「昇仙峡」散策 ▲渓谷「昇仙峡」の奇岩 ▲レストラン「ワインテラス」での昼食

バス1号車記念写真
▲バス1号車記念写真

バス2号車記念写真
▲バス2号車記念写真

バス3号車記念写真
▲バス3号車記念写真
 参加された皆様お疲れ様でした。
 来年は、沖縄の旅となります。是非のご参加をお待ちしています。


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