第36回全国統一研修会 京都大会
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記念旅行
2泊3日記念旅行/参加者:97名

二日目の時代祭が雨のため順延という不測の事態となりましたが、宝塚歌劇鑑賞と入れ替え無事に終了しました。皆様の広いお心に感謝!!

21日(金)から23日(日)にかけて2泊3日の記念旅行を催行いたしました。時代祭鑑賞等も含む為、大人気企画となり、早くからキャンセル待ちが出るほどの盛況ぶりで総勢97名・大型バス3台での旅行となりました。ご夫婦での参加の他、事務所の旅行、お友達同士での参加、お孫さんを連れてのご参加など多数の参加をいただきました。


<1日目>

一日目は、9時に「ウェスティン都ホテル京都」を出発。一路、滋賀県の誇る名城、彦根城へ。到着後すぐに彦根城をバックに号車毎に記念撮影、「国宝・彦根城築城400年祭」のキャンペーンで登場し、近年の「ゆるキャラ」ブームの火付け役として知られている“ひこにゃん”のぬいぐるみと一緒にパチリ。
 彦根城は、井伊直勝によって約20年もの歳月をかけて建設され、元和8年(1622年)江戸時代初期に築城されたお城です。全国的に見ても保存状態がとても良好で、姫路城などとともに天下の名城の一つに数えられ、天守・付櫓および多聞櫓、彦根屏風が国宝に指定されています。
 ビックリするほど急な階段のある天守閣を登ってみたり、名勝玄宮楽々園を散策したりと、皆様、思い思いに楽しまれたご様子でした。

「彦根城」1号車記念写真
▲「彦根城」1号車記念写真
「彦根城」3号車記念写真
▲「彦根城」2号車記念写真
「彦根城」3号車記念写真
▲「彦根城」3号車記念写真
名勝「玄宮楽々園」散策 「彦根城天守閣」
▲「彦根城」天秤櫓へ ▲「彦根城天守閣」
名勝「玄宮楽々園」散策 「彦根キャッスルホテル」での昼食
▲名勝「玄宮楽々園」散策 ▲「彦根キャッスルホテル」での昼食

その後、昼食をとり、彦根城を後に織田信長ゆかりの地・安土へ。「安土城考古博物館」と幻の安土城の天主部分を復元した「安土城天主・信長の館」を見物。復元とはいえ、絢爛豪華な安土城に感嘆の声が。

「安土城考古博物館」にて 「信長の館」にて
▲「安土城考古博物館」にて ▲「信長の館」にて

初日最後に訪れた石山寺は、奈良時代から観音の霊地とされ、西国三十三所観音霊場として多くの参拝者を集めている源氏物語の作者、紫式部にもゆかりのある由緒あるお寺です。山の上からは、琵琶湖がバッチリと見る事が出来、美しい景色が堪能できました。

「石山寺東大門」にて
▲「石山寺東大門」にて

そして、一行は本日の宿泊ホテルである大津の「ロイヤルオークホテル」にチェックインし、荷を解いた後、ミシガン・ディナークルーズ乗船のために大津港に向かいます。
 ご乗船頂いた、琵琶湖汽船のミシガンは大津市との姉妹都市アメリカ・ミシガン州にあるランシング市との国際交流の一環として1982年に就航し、ユニークな外輪船として親しまれています。
 今回は、そんな豪華客船を貸し切っての懇親パーティ。
 京都大会の開催担当近畿会の林 伸三郎 会長と植田順 大会実行副統括委員。そして、MJSの是枝 伸彦 会長にも参加いただき盛大に催され、琵琶湖の夜景と豪華なディナーをご堪能いただきました。

「ミシガン」参加者全員記念写真
▲「ミシガン」参加者全員記念写真
「ミシガン」に乗り込む 「ミシガン」での懇親パーティ
▲「ミシガン」に乗り込む ▲「ミシガン」での懇親パーティ
パーティでの近畿会林会長の挨拶 パーティでのMJS是枝会長の挨拶 パーティでの中国会武安会長の乾杯の挨拶
▲パーティでの
近畿会林会長の挨拶
▲パーティでの
MJS是枝会長の挨拶
▲パーティでの
中国会武安会長の乾杯の挨拶




<2日目>

さて、二日目はいよいよお待ちかね。この旅行の最大の目玉である「時代祭」の鑑賞!!のはずが…二日目の早朝5時に、「時代祭」が雨のため翌日に順延となったとの情報が舞い込み、事務局で緊急会議。
 時代祭を見て頂きたいとの思いから近畿会の先生方が二年も前から計画されてきたこの旅行。時代祭を見ずにお帰りいただくなんて…との思いから、翌日予定していた「宝塚歌劇」と入れ替えができないか、交渉のため1人が宝塚へ走ることに。交渉が叶う事を祈りつつも、刻一刻と迫る集合時間。
 とりあえず予定通り「二条城」へ向けて8時30分にバスを出発。二条城見学をする前に京都市内を車窓見学しながら、その交渉結果を待ちます。さすがは京都のバスガイドさん。飽きさせる事の無い観光案内、さすがです。
 そして、何より辛抱強くお待ちいただいた先生方の広い心に感謝の限りです。そんな思いが通じたのか、運よく「宝塚歌劇」の午後の部のチケットが取れたとの連絡が入り、安心したところで二条城観光へ。初めての方もリピーターの方もゆっくりと各部屋をまわったり、お庭で記念撮影をしたりと楽しまれていらっしゃいました。

「二条城」にて 「二条城」にて
▲「二条城」にて ▲「二条城」にて

そして、時代祭を鑑賞しながらお召し上がりいただく予定であった三つ星レストランの「菊の井」の弁当をバスに積み込み、一路、宝塚へ。
 車中でのお召し上がりになってしまいましたが、近畿会の会員のお薦めというだけあり、「感動的な美味しさだったわ!」との声が上がるほど豪華で美味しいお弁当でした。
 宝塚到着後は「宝塚市立手塚治虫記念館」の見学。そして、予定通りこの旅行のもう一つの目玉である「宝塚歌劇団」の宙(ルビ:そら)組公演、Musical「クラシコ・イタリアーノ~最高の男の仕立て方~」とショーアトラクト「NICE GUI!!~その男、Yによる法則~」を鑑賞しました。皆様、本場宝塚劇場での華麗なるショーを堪能され、ご満足いただけたご様子でした。この旅行中、唯一の大雨が宝塚歌劇の鑑賞中という奇跡。皆様の日頃の行いが余程良い結果かと驚くばかり。

「手塚治虫記念館」にて
▲「手塚治虫記念館」にて
「宝塚歌劇」にて
▲「宝塚歌劇」にて

その後、有馬温泉の「古泉閣」へチェックイン。全館、ミロク会の貸し切りという贅沢な一夜。有馬随一の湯量と良泉質を誇る自家泉源である金の湯をお楽しみいただき、ゆっくりとお過ごしいただけたのではないでしょうか。




<3日目>

温泉で旅のお疲れを癒して頂き、三日目は、いよいよ待ちに待った「時代祭」の鑑賞です。
 時代祭に参加される方々が準備されている所を横目に見ながら、京都御所前の予約席へと向かいます。

宿泊ホテル「古泉閣」の朝
▲宿泊ホテル「古泉閣」の朝

出発地点である京都御所前のアナウンスを聞きながら、「名誉奉行」、「明治維新時代」、「江戸時代」、「安土・桃山時代」、「室町時代」、「吉野時代」、「鎌倉時代」、「藤原時代」、「延暦時代」、「神幸列」と華麗、勇壮な時代絵巻を楽しまれました。
 ずっと行列を見ていると、それぞれの時代で衣装の質や色合い、装飾が全く違う事がよくわかりとても面白く、紫式部や清少納言など平安時代の十二単をまとった美女たちの登場には皆様、感嘆の声をあげられるなど、無事見る事が出来て本当に良かったなと胸がいっぱいになりました。

「時代祭」スタート 「時代祭」武者行列
▲「時代祭」スタート ▲「時代祭」武者行列

終了後は伊丹空港組、新大阪組、京都駅組に分かれ、それぞれ帰途に着かれました。雨の影響でスケジュールの変更を余儀なくされましたが、予定の行程をすべて催行し無事に終えることができました。これもご参加の皆様のおかげと感謝しています。
 来年は、東京での開催です。今、鋭意記念旅行の案を作成しています。ぜひ来年もご参加をお待ち申しております。


日帰り旅行
護摩焚き体験「日帰り旅行」/参加者37名

今回、初の試みとして近畿会の植田 順会員のコーディネートで21日に「日帰り旅行」を開催しました。37名の参加を得て大型バス1台での催行となりました。9時に「ウェスティン都ホテル京都」を出発。一路、比叡山の麓にある大津市坂本に向かいました。坂本は、比叡山延暦寺の門前町として栄えた町です。その地にある「比叡山麓律院(ルビ:ひえいさんろくりついん)」で護摩焚を体験していただくのがこの旅のメインの目的です。律院3代目住職を務められている叡南俊昭大阿闍梨(ルビ:えなみしゅんしょうだいあじゃり)住職の護摩焚の後は、庫裏で庭園を眺めながら精進料理をいただきました。「千日回峰」の行を終了された大阿闍梨様の炎に向かって護摩を焚かれる師の迫力に皆様感嘆されたご様子でした。昼食後、律院を後に永観堂禅林寺へ。永観堂は、空海(弘法大師)の高弟である僧都・真紹が、都における実践道場の建立を志し、五智如来を本尊とする寺院を建立したのが起源で、木造阿弥陀如来立像「みかえり阿弥陀」で知られています。護摩焚とお寺の見学と厳かな体験に皆様すがすがしい気持ちになられたのではないでしょうか。その後、京都駅にて散会となりました。

「律院護摩焚」イメージ
▲「律院護摩焚」イメージ
「記念写真」
▲「記念写真」