


記念講演会は、午後2時30分より本田八郎・大会実行委員の開会の挨拶で、故大宅壮一氏の三女で評論家として国際問題・国内政治経済から食文化・子育てまで広く活躍され、最近は、「道路関係四公団民営化推進委員会」委員として活躍中の大宅映子氏を迎え「どうしたら日本を元気にできるか」のテーマで講演いただきました。この講演は、「個人の立場でものを見る」そして「地球規模のサイズでものを見る」という氏のスタンスをベースに、欧米に追いつけ追い越せという目標で進んできた
日本がこの目標を達成し、世界に冠たる国になったとたん目標がわからなくなってきている。これまで大多数の日本人は、個人の意見は出さず、出すのは、組織、業界、団体の意見。これまではこれで済んだけれど、この個々の意見、主張が出されないことによる曖昧さと責任のなさが、今直面している改革をしなければならない構造を作った元凶であること、これから一人一人、個々の企業が自己主張、自己責任を持って動き出すしかないことを、教育からエネルギー、民営化問題まで実際に構造改革の委員を務め、深く携わってきた氏ならではの説得力のある講演でした。
最後に高 啓二・大会実行委員の閉会の挨拶で終了いたしました。

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▲講演会・会場風景 |
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▲講演に聞き入る参加者の皆さん |
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▲講演会開会の挨拶をする本田・大会実行委員 |
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▲講演会風景 |
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▲講演する大宅映子氏 |
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▲閉会の言葉を述べる高・大会実行委員 |

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