東北会

東北会活動報告

「資本金等の額」 を理解する(2020/9/10)

2020/08/26

日 時
2020/9/10 13:30~16:30
場 所
【WEB研修】仙台支社
テーマ

法人税法に規定する「資本金等の額」は、利益積立金額とともに、法人税法上の資本概念を理解する上において非常に重要です。しかしながら、資本金等の額を定義している法人税法施行令第8条の内容は、とても複雑難解で、非常に読みづらい規定であるといえます。
 そこで、これらの規定の内容を、実例に沿って、関連する他の規定や会社法上の規定、会計処理等を総合的に確認しながら、理解し把握していきます。併せて、住民税の均等割を適用するに当たっての地方税法における「資本金の額」の計算方法と適用される損失補填減資や無償増資の範囲と留意点についても確認していきます。

1.資本取引とは
(1)会計・会社法・法人税における資本概念の違い
2.法人税法における資本金等の額
(1)「資本金等の額」とは
(2)「資本金等の額」に関する法人税法の規定
(3)加算項目と減算項目の詳細
(4)住民税における「資本金等の額」の計算
(5)事例問題(資本の払戻しを行った場合)
(6)事例問題(自己株式を取得した場合)

講 師

MJS税経システム研究所客員研究員

税理士 植田 卓 (うえだ たかし)氏



《略歴》

昭和57年 税理士登録・開業。

日本税法学会、税務会計研究学会、租税訴訟学会所属。

平成28年より立命館大学法学部客員教授。

《主な著書》

『税務力アップシリーズ・法人税』(清文社)、

『中小会社の会計指針』(共著、中央経済社)、他多数。

内 容

9月10日に、会場型からWEB配信型セミナーに切り替え、講師に植田 卓 氏をお迎えしご講義頂きました。
初めてのインターネットでの配信でしたが、会場型と違和感なく、受講者からは、好評なご意見を多数頂きました。

▲ ページトップ