活動報告

相続人名義財産の検証~税務調査対応のために~(2019/4/17)

2020/03/19

日 時
2019/4/17 13:30~16:30
場 所
浜松商工会議所 1階 101会議室
テーマ

相続税の税務調査において、最も非違が指摘されるのが相続人名義の預貯金をはじめとする家族名義財産です。裁決判決においても多くの事例が報告されていますが、そのほとんどは生前贈与を認めずに棄却されています。
本セミナーは、課税庁が税務調査において相続人名義の財産をどのようにして被相続人のものとして認定するのか?どのようにして納税者の主張を覆そうとするのかを検証します。
さらに、幾つかの裁決・判決を引用し納税者の主張、課税庁の主張を比較し国税不服審判所・裁判所はどのように判断したかを検証し、税理士としてどのように対処すれば良いかを考えます。

講 師

税理士 守田 啓一 (もりた けいいち)

MJS税経システム研究所客員研究員

内 容

〇税務調査における預貯金その他の財産の具体的調査手法
〇名義預金に対する国税庁訟務官室の資料の検証
〇贈与とは何か。贈与にかかる法律判断。贈与事実の立証方法
〇名義借り財産に対する課税庁側の考え方と証拠資料の作成方法
〇名義預金の判決を国税庁訟務官室はどのように分析したか
〇裁決判決の検証
 ・相続人名義の株式
 ・法人の簿外財産
 ・直前に引き出された現金、不当利得の返還請求
 ・贈与証書がある場合の生前贈与
 ・贈与税の申告と生前贈与
 ・その他

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