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会計人のリレーエッセイ

2022年03月号

六甲半縦走に参加して

呉 幸哲

近畿会

兵庫県神戸市呉 幸哲

 近畿税理士会神戸支部には、K.Z.(神戸税理士会の略称)ハイキング倶楽部なるサークルがあります。ハイキングと気軽に思って入会すると、六甲全山縦走(須磨浦公園~宝塚までの六甲山系全長56km:神戸市主催)という過酷な大会に参加しなければなりません(汗)。

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栄誉あるK.Z.ハイキング倶楽部の認定書

 僕も、代表世話人から、「ハイキングやから、身体動かすの好きな人は気軽に入会して」と言われ、気軽に入会したが最後、その過酷な大会に参加するハメになりました(泣)。その代表世話人は、六甲全山縦走30数年連続フィニッシャーという鉄人であったことは、後で知らされました(笑)。

 11月の本番に向け、9月から練習開始です。六甲全山縦走のコースを何個かに分割し、週末に、最初は7~8kmの練習から始まり、徐々に距離を延ばしていき、直前練習では30km程度練習。マラソンではサブ4※も達成していたので、体力には自信もあり、練習もある程度こなせましたが、やはり本番での56kmの山歩きは全くの「別モン」。登る山々は大小合わせて9つ。なかなかこんな経験できません。ゴール直前の下り坂は、何をしても足が痛く、泣きそうになりながらゴールへ。朝6時に須磨浦公園を出発し、17時頃に宝塚。ほぼノンストップの約11時間の行程。疲労感MAX。「もう動かなくていい」という安堵感MAX(笑)。
※フルマラソンを4時間以内に走り切ること

 コロナ禍で、公式大会は2年連続中止となりましたが、わがハイキング倶楽部は2年連続で六甲半縦走(26km)を独自開催しました。公式大会でいただけるのと類似の記念盾まで製作し、税理士会神戸支部と日本政策金融公庫有志を合わせた総勢30数名が参加。7時に須磨浦公園を出発し、新神戸駅までの行程です。「距離半分やから」と余裕をかましてましたが、やはり山道はキツイ。が、全員が何とかゴールまで辿り着きました。打ち上げは、自粛期間が終了した時期でもあったので、餃子とビールで、苦難の行程?を話して大いに盛り上がりました。

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