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会計人のリレーエッセイ

2022年06月号

是非一度 ~魅力ある長崎へ~

今村茂雄

九州会

長崎県長崎市今村茂雄

 第45回全国統一研修会 熊本大会の実行委員の一人として、微力ながらお手伝いをさせていただき全国の先生方とお会いするのを楽しみにしていましたが、コロナウイルス感染症拡大防止を最優先し残念ながらオンラインによる開催となりました。

 翌日の長崎佐賀福岡方面への記念旅行も中止となりましたが、全国の先生方には是非一度長崎にお越しいただきたいと思い、今回は誌面の許す限り長崎の魅力をご紹介したいと思います。

 現在長崎市は100年に一度と言われる変革期を迎えています。令和4年9月23日の西九州新幹線開通を前に長崎駅前の再開発、さらにサッカーのヴィファーレン長崎・バスケットの長崎ヴェルカのスタジアムおよびアリーナなどの建設が、令和6年の完成を目指し始まっています。

 また長崎と言えば、まず連想するのが鎖国時代の文明開化による異国情緒溢れる町。その面影が今もなお存在し、長崎には2つの世界文化遺産が存在します。1つが「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」、この遺産に登録された23の遺産のうち8の遺産が長崎に存在します。その代表的なものがグラバー園内にある旧グラバー住宅、軍艦島と呼ばれる端島炭坑などです。

 もう1つが「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」、12の遺産のうち11の遺産が長崎に存在します。その代表的なものが大浦天主堂、ゴシック調で現在国内最古の教会堂です。世界遺産の他に日本三大夜景都市として札幌市、北九州市とともに、また世界三大夜景都市としてモナコ、上海とともに長崎市が選ばれました。昼は世界遺産、夜は美しい夜景をお楽しみいただけると思います。

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長崎ならではのパワースポット
「祈りの三角ゾーン」です

 また、食の文化も異国との交流の中で生まれた長崎独自の卓袱料理をはじめ、ちゃんぽん・皿うどん・トルコライス・ハトシなど長崎独自の美味しい食事の他、長崎は新鮮で美味しい魚介類が沢山ありますので、“ながさきお魚料理”も楽しんでいただければと思います。最後に私の幼い頃の遊び場「祈りの三角ゾーン」と名付けられた左手に大浦諏訪神社、正面に大浦天主堂、右手に妙行寺、神社と教会とお寺という宗教の違う建物が向かい合っている長崎ならではのパワースポット(写真)を紹介して終わりにします。全国の先生方、是非一度魅力ある長崎へ。

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