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会計人のリレーエッセイ

2018年10月号

"粋"活き老後のメソッド

麻生 健治

中部会

三重県鈴鹿市麻生 健治

時にはパーティーで“シャルウィダンス

寂しいかな? 私もついに高齢者のくくりに入ってしまいました。そのせいか、仕事の前置きには健康四方山話になることが多くなりました。

私自身3年ほど前ですが、老人病の前立腺肥大と診断され薬を出されました。この病に限ってとは思いますが、専門家の書物によると薬はその時の症状を和らげるものの治すことまではできないと書かれていました。加齢が要因との不可解な説明で薬漬けのどっぷり病人にされてしまうのだと思いました。百の治療より一の予防と言われますが、悪しき習慣による病や身体の歪みは食事、運動、ストレッチに重きを置いた良き習慣に改め、それを長く続けることでかなり改善されるのではと思います。

なかでも最も大切と思われる食事は、家内任せですが、自分としては定時に、温かいものをゆっくり食べ、腹9分を心掛けています。

健康維持改善のため最近力を入れているストレッチを少し紹介させていただきます。

食後の歯磨きは踵の上下運動を行ってふくらはぎ中心の毛細血管強化に努め、またお風呂の前後にはスクワットと筋肉の揉みほぐしをしています。徐々に硬くなっていく身体を少しでも柔軟にせねばとの思いで、寸暇を惜しみ継続をモットーに日々の生活リズムの中に取り入れています。

運動については、毎週土曜日、税理士会の同好会でテニスを楽しむ他、東海税理士会の有志と集ってテニス大会をしたり、合同合宿をしてプレーを競っています。

またその他の運動としては、10数年前から近くの会館などで社交ダンスを習い、時にはパーティーに参加して"シャルウィダンス"のもと、女性の温かみを身をもって感じています。テニスもダンスも自慢できるほどではないですが、メタボ体型や猫背が改善されたと思います。スポーツは楽しい一時を過ごしつつ筋力の衰えを抑え、免疫力を向上させ、そして日々のストレス解消にもつながると思っています。

年齢を重ねるに従い身体の内も外も老化が進んできますが、病に伏す前に身体に良いことプラスを考え、毎日の何気ない生活習慣に配慮したいと思っています。今の元気に感謝し、差し込む木漏れ日のごとくほのぼのとした最終章を願って、ゆったり気分で楽しく過ごしたいものです。

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