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会計人のリレーエッセイThe Essay Series from Accountants

私のストレス解消法

笹沼 義人

  • 東京会
  • 笹沼 義人
  • 東京都墨田区

日頃のストレス解消にスキューバダイビングは
おすすめです

 1993年、ジャマイカへ旅行に行った際、初めてスキューバダイビングを経験した。ターコイズブルー色のカリブ海に色鮮やかな魚の群れや海の生物との出会いにとても感動した記憶がある。それから3年後、どうしてもライセンスを取得したくなり、学科試験を日本で、海洋講習をハワイで受けることに。自分はスキューバダイビングをしたいだけだったが、ハワイに行くと口を滑らせてしまったがために、これが家族旅行になり、多大な費用がかかってしまった。翌年、より上級のライセンスを取得するため、一人でサイパンに向かった。スキューバダイビングが目的なのでリゾートホテルとはかけ離れた古びたロッジに何泊か宿泊した。

 翌日からスキューバ三昧。特に印象的だったのは、サイパンでも有名な上級者向けスポット“グロット”に挑戦したこと。グロットは、自然にできた穴から光が差し込み、潜り抜けて外洋に出るという極めて神秘的なスポットだった。またこの夜、ナイトダイビングも楽しんだ。魚たちも睡眠中、夜光虫が月明かりに照らされて幻想的な海を演出してくれたことを思い出す。この頃は、将来スキューバダイビングのインストラクターになって仕事は控えめに、余生を過ごしたいなぁーなんて甘い幻想を抱いていた。

 その翌年からもグアム、ランカウイ島とダイビングを楽しんでいたが、2003年シンガポールから船でダイビングスポットへ行く計画がSARSウイルス感染症の影響のため中止に。時を同じくして仕事が忙しくなり、気づけば長いブランクができてしまった。

 その後15年という年月が経ち、第43回 全国統一研修会 沖縄大会が2018年11月8日に開催された。沖縄ということもあり、初めて会計人会の全国大会に参加。次の日はフリーにしていたため、学生時代の友人と久しぶりに会うことができた。友人との会話の中で海の話になり、急に思い立ったかのように翌日スキューバダイビングを再開した。青の洞窟というポイントで、スキューバダイビングを久しぶりに楽しんだ。

 それから、再び新型コロナウイルスの影響で予定を中止したが、2022年になるとコロナウイルスも落ち着き始めたので、バリ島、ベトナムと、ミロク会計人会全国大会がきっかけで復活。現在リゾートダイビングを満喫している。皆様も日頃のデスクワークのストレス解消に、ぜひおすすめしたい。

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