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峯松孝至税理士事務所 写真

事務所訪問

地元密着を徹底し、地域経済を
担う中小事業者支援に注力

顧問先はもちろん、金融機関や税理士会、他仕業の方々とも交流を重ね、幅広いネットワークを築いてきた峯松 孝至(たかし)先生。 約19年前に加わった香西(こうざい) ゆかり先生と力を合わせ、地元の中小事業者の税務・経営支援を主軸とした事務所運営に取り組まれています。

顧問先支援の一環で〝青いレモン〟探しに奮闘

峯松先生は現在の事務所を開業する前、別の会計事務所で働かれていたそうですね。

峯松先生は地域の商売人を支えたいという一心で
税理士になったと言います

峯松 孝至所長(以下、敬称略) 福山市内の福川清太郎税理士事務所で約10年、実務にあたりました。税理士を志す前から、「中小企業の経営を手助けしたい」という志を抱いていたので、いずれ独立することを意識してきました。入所当初から「自分が所長だったらどのように動くべきか」を念頭に顧問先の新規開拓に取り組み、時には税務以外のことでもできる限りの支援をしてきましたね。
 当時でいえば、ある飲食店の経営者から「青い大きなレモンを仕入れたい」と相談を受け、方々に声をかけて探し回ったことがあります。その後、〝青いレモン〟の産地として知られる愛媛県上島町の岩城(いわぎ)島まで出向き、お客様とそこの生産者をマッチングさせるに至りました。他にもビル清掃会社の経営者から「どうしても週末の人手が足りない」と相談され、土曜日に私自身が掃除を手伝ったこともあります。これらは業務の範囲を超えた支援ですが、この姿勢は当時から現在に至るまで貫いています。


他にも、地元の銀行職員や士業の方とも積極的に交流をされていると伺いました。

峯松 峯松 事務所にやって来る金融機関の職員、司法書士などは、地元を支える仲間として懇意にしてきました。婦人服店を営んでいた両親の影響が大きく、特に父は問屋や業者と飲みに出かけるなどして、積極的に交流を重ねており、私もその背中を見て育ってきました。商売人の血が流れていると言いますか、私も自然とそういった交流を求めるようになったのだと感じています。

地元の人脈を拡大すると共に、顧客の声を受けて事務所移転

独立開業時のことをお聞かせいただけますか。

峯松 前に所属していた事務所の先輩たち2人と一緒に独立し、福山市南部の新涯町で開業しました。私自身がそれまでに開拓してきた顧問先の9割ほどを引き継がせてもらったので、約70軒の顧問先を抱えての開業となりました。そしてその後も、以前から付き合いのある金融機関や他仕業の方々、そして税理士会にも顔を出してネットワークを広げ、主に口コミを通じて顧問先を増やしてきました。

顧問先にはどのような事業者が多いのでしょうか。

峯松 当時も今も、顧問先の大半が小売業や飲食業、運送業、建設業などの中小企業です。あくまで地域に根差す商売人を支えたいとの考えから業種を絞っており、あえて医療法人や学校法人などの支援は行っておりません。加えて、エリアも事務所から車で30分以内の範囲にある事業者に限定して顧問契約を結ぶようにしています。これもできる限りお客様と対面での支援に注力したいという思いからで、19年前にはお客様から「(あなたの事務所は)距離が遠い」とお声をいただき、市内中心部へすぐに引っ越しを決めました。それが現在の事務所になります。

顧問先の税務・経営支援にあたってはどのような方針を掲げていますか。

内装にもこだわっており、
天井は高く開放感のある造りとなっています


峯松 短期間では赤字でも黒字でも構わないので、まずはキャッシュが回っているかどうかを注意するよう全ての顧問先にお伝えしています。事業を立ち上げてまだ数年の経営者は、売り上げによって一喜一憂しがちですが、重要なのは長い目で見たときに資金繰りが維持できるか否かです。手元資金が心もとなく、ショートしてしまう不安を抱える方も少なくありません。そんなとき、私は交流を深めてきた金融機関の職員と連携し、適正な融資の種類の選定や事業計画書の作成協力などの支援を行っています。
 実際、そうした支援を通じて中には顧問契約当時の年商1億円ほどから20数年で年商100億円と大躍進された顧問先もあります。その社長が過去を振り返り、「先生が出会った頃にしてくれた赤字・黒字と資金繰りの話は今でもよく覚えているよ」とおっしゃってくださいました。長い時を経ての感謝の言葉にとてもうれしく思いました。また同時に、指導時は印象に残る言葉で伝えることの大事さも感じました。ちなみに印象に残る言葉を私は「魔法の言葉」と呼んでいます。 

峯松先生との19年間 香西先生の学びと成長

もっと顧問先との交流を密にしたいと香西先生

香西先生が峯松先生の事務所で働くことになったきっかけをお聞かせください。

香西 ゆかり先生(以下、敬称略) 私が通っていた専門学校の先生が受講生を連れて事務所見学を行っており、その中でたまたま峯松先生の元を訪れたのがきっかけです。お話をするうちに「資格取得の勉強の傍ら、うちで実務を経験してみては」と提案いただき、パートとして働くことになりました。そして税理士資格を取得して、今に至るまで合わせて19年間ほど勤めてきました。
 最初は右も左も分かりませんでしたが、峯松先生の長年の指導のおかげで成長し、今では複雑な税務を要する場面などにも対応できるようになりました。それでも勉強不足を実感することはあります。最近、ある顧問先企業の補助金の申請サポートを行った際、「普段からやり取りがあるし大丈夫だろう」と書類のチェックをしていったのですが、自分が把握できていない項目がいくつもあることに気づき、我が身を振り返りました。峯松先生を見習ってもっと顧問先とのコミュニケーションを密にし、学ばねばと実感した瞬間です。

峯松 香西先生はこうおっしゃっていますが、ここ数年、香西先生が顧問先との対話に努め、同時に職員のまとめ役も担っていただいています。私は事務所のマネジメントにより力を注げるようになっており、彼女の尽力にはいつも助けられています。

顧問先のDXの意識付けにモニターを持参し、実演

DXに関する取り組み状況についてはいかがでしょうか。

峯松 顧問先の省力化や生産性向上につながるDXは避けて通れないテーマだと思っており、まずは自分たちの事務所で新たなシステムや仕組みをいち早く導入し、試すよう心掛けています。事務所業務に関して言えば、MJSとの付き合いも長く、「ACELINK NX-Pro」は手放せません。
 また、顧問先の自計化など、業務効率化支援も意識しています。先日ですが、DXがなかなか進まないお客様のもとへ訪問した際、意識的にモニターを持参して、お客様に資料の説明と同時にモニターの利用シーンを実演し、「(モニターは)商談にも使えますし、ペーパーレスですよ」というようにお伝えすると関心を引きましたね。今回のような事例であれば、次訪問した時にはモニターを導入されていることも珍しくありません。

事務所の今後の展望をお聞かせください。

峯松 私は独立する時、地元密着の会計事務所を運営方針に掲げてきました。今後もこの方針を守り、事務所経営をしていくつもりですが、一方で、5年、10年先を見据えてこの事務所を引き継いでくれる人材を探す必要はあると考えています。まずは地元の中小事業者を支えることに全力投球する〝みねまつイズム〟に共感してくれる人材を迎え入れ、地域に貢献できる事務所であり続けたいですね。

香西 これからもこの事務所の職員全体のまとめ役を務めるとともに、もし次代を担う先生が新たに加わったら、〝みねまつイズム〟を持って一緒に事務所経営を支えていければと思います。

今後のさらなる発展を期待しています。

History & Story税理士までのあゆみ

峯松 孝至先生
 峯松先生は広島県尾道市の離島、因島の出身で、ご両親はオーダーメイドの婦人服店を営んでいました。子どもの頃はその店を継ごうと考えていたそうですが、大学進学後は税理士になって地域の中小企業を支えたいと考えるように。大学院まで進んだ後、大学院の恩師のツテで広島県福山市の福川清太郎税理士事務所に就職、日々の業務の傍ら通信教育などで勉学を続け、29歳の時に税理士資格を取得されました。同事務所に10年勤めた後、同じ福山市内の新涯町で開業、後に東川口町に移転し現在に至ります。

香西 ゆかり先生
 20代の頃は大阪府で異業種の仕事に携わっていたという香西先生。30代の時に地元へ戻り、職業訓練校で簿記を学んだのを機に税理士を目指そうと思い立ったそうです。家業の経理を手伝いつつ、専門学校で勉学を続ける中、縁あって峯松先生の事務所でパートとして働くことに。事務所に勤務し始めて5年目に税理士資格を取得し、以後は峯松先生と二人三脚で事務所を支えてきました。

峯松孝至税理士事務所

峯松孝至税理士事務所
所在地/
広島県福山市東川口町2-1-20
TEL/
084-957-8222
設立/
1996年
職員数/
7名

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