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森脇俊樹公認会計士・ 税理士事務所 写真

事務所訪問

長らく顧問先の自計化に注力
父子で地場企業を持続的に支える

2023年7月に島根県出雲市で森脇俊樹公認会計士・税理士事務所を開業した森脇 俊樹先生。 公認会計士として監査業務も手掛けながら、父親であり、45年にわたって 地場企業の税務をサポートしてこられた森脇章雄税理士事務所の森脇 章雄先生から 学んだことを業務に活かされています。現在はそれぞれ独立した事務所を構えている 二人は将来の事業承継を見据え、良好な関係を築かれているようです。

監査法人勤務を経て地元へ父から税務のイロハを学ぶ

森脇 俊樹先生は地元の出雲市へ戻られる前、東京で公認会計士として監査法人での勤務を経験されたそうですね。監査業務から税理士業務に切り替わった当初はいかがでしたか。

「父の背中をみて税理士業務のイロハを学んできました」
と俊樹先生

森脇 俊樹先生(以後、俊樹先生) 監査法人に勤めていたころは公会計部に所属し、株式会社や学校法人・公益法人・独立行政法人などの公的機関の監査業務やアドバイザリー業務に徹しており、税務業務に関してはほぼ経験がありませんでした。出雲市に戻り、父の事務所に入所した際に監査人から税理士へと立場を変え、「生まれ故郷を支えていきたい」と意気込んだわけですが、いざ顧問先の企業から財務データを受け取ってみると、監査業務をしていた頃とは対照的に、どうやっても数字が合わない資料が散見されるなど、今までとは異なる環境に戸惑うこともありました。
 しかし、父がそういった顧問先とも上手に対話を重ね、最終的にしっかりと正確に数字をまとめていく姿を見ながら税理士業務のイロハを学びました。私たち親子は不思議なほど言い合いなどをしたことがなく、税理士業務で分からないことは全て父に聞いて教わってきました。おかげで、今では経営者と対話する際、公認会計士としての経験を活かして会計数値の経年比較や各種の指標を示しながら経営状況を説明するとともに、税務面でのアドバイスも自信を持って行えるようになっています。
 また、出雲エリアの税理士会は和気あいあいとしていて雰囲気が良く、同業者間の風通しも良いので、実務で分からないことがあっても、同世代の公認会計士や税理士に気兼ねなく相談できます。「ここが分からないから教えてほしい」と聞き合えるのは、非常に恵まれた環境です。

シンプルなひと言が顧問先の経営を変える

顧問先の経営支援にあたって、特にどんなことを意識されていますか。

俊樹先生 経営者の意思を尊重し、無理な指導はしないよう心掛けています。なにより、会計上の理論的な数字及び指標が必ずしも会社の「やりたいこと」と一致するとは限りません。例えば、設備投資をする際に、売上の具体的な数値目標や理想的な営業利益、投資利益率などを強く意識させすぎてしまうと、失敗を気にして経営者が借り入れはおろか、経営判断そのものを躊躇してしまうことになりかねません。それでは本末転倒ですので、私はこういった時、大まかな指標を提示するに留め、経営者と対話を重ねた上で最終的な判断は経営者に委ねるようにしています。

父の森脇 章雄先生から学ばれたことも多かったのではないですか。

「いざという時に自分の顧問先を息子に任せられるのは
心強い」と章雄先生

俊樹先生 たくさんあります。ある建設会社は長らく売上が伸び悩んでいたのですが、父が税務顧問を担っていたある時期に見る見るうちに上り調子になりました。私が引き継いだ今では安定した優良企業になっています。以前、その顧問先の社長に父からどんなアドバイスを受けたのか尋ねたことがあるのですが、当時は思うように現金が回らず、コスト削減や法人税を少しでも目減りさせようと四苦八苦していたそうです。そんな時、父から「そんなことよりまず売上を伸ばすことに注力したらどうか」と言われ、目が覚めたのだと話されていました。私の感覚からすれば、「会社が売上を伸ばす」というのは当たり前のことであり、わざわざ言うまでもないような気がしていましたが、経営者にとっては意外な言葉が響くこともあるのだと実感しました。

森脇 章雄先生(以後、章雄先生) 長年、事業を手掛けてきた経営者に対して、私から細かく口出しすることはないと考えていますが、よほどおかしな数字の時や道に迷っている時にははっきりと指摘するよう心掛けています。

俊樹先生 シンプルなひと言で会社経営が劇的に変わることに驚きましたし、人によってアドバイスの響き方は違うのだなと大変勉強になりました。

長らく自計化に注力経営支援でのAI活用も検討

事務所としてのDX推進や顧問先の自計化支援については、どのような方針でしょうか。

章雄先生 当事務所では、基本的に「記帳代行を受けない」というスタンスを貫き、20年以上自計化を推進してきました。その一番の理由は、経営者自身に月々の経営状況や利益の推移をリアルタイムで把握してもらうためです。自社で入力し、その結果を見ることで、経営に対する意識が全く違ってきますからね。

俊樹先生 これから先、記帳代行が減少していくと目されているので、私がこちらに帰ってくる以前から父が顧問先の自計化を進めていたことは、良い判断だったと感じています。おかげで現在、顧問先はMJSの「ACELINK NX−CE」、「かんたんクラウド」などをスムーズに日々の業務に取り入れていただいています。

昨今、注目されているAIやクラウドツールの活用についてはいかがでしょう。

パーテーションや収納棚、デスクなど、内装の色合いが
調和した、洗練された事務所空間です

俊樹先生 既にAI‐OCRの恩恵を受けています。例えば先ほど申し上げた通り記帳代行は基本的には受けていませんが、どうしても年1回、現金出納帳や通帳の束を持ち込まれ、急場の所得税の確定申告代行を依頼されることがあります。AI‐OCRはそうした際の入力作業の省力化に大いに役立っています。
 また、今後は経営支援におけるAI活用を検討していきたいですね。これまでは会計ソフトから出力された帳票を読み解き、加工して経営者に説明していました。しかし今後は、MJSの「Hirameki 7」に実装されている「経営分析プラス」などの経営支援ツールを活用することで、データ分析や資料作成にかかる労力を削減し、より付加価値の高い経営支援に時間を割けるようにしたいと考えています。

事業承継を見据え独立し経営感覚を養う

ところで現在、俊樹先生は章雄先生の事務所から独立し、ご自身の事務所を営まれているそうですね。

俊樹先生 「父親と喧嘩でもしたのか」と冗談交じりに言われることもありますが、全くそんなことはありません。独立を選んだ理由は、私自身が「事務所経営の経験」を積みたかったからです。もしずっと父の事務所にいたら、日々の業務はこなせても、固定費の管理や資金繰り、さらには自分名義での請求書発行すら経験しないままになってしまいます。そこでいったん外に出て、ゼロから自分の事務所を軌道に乗せる経験をしておけば、いざ父の事務所と合流して引き継ぐ際にも、慌てずスムーズに対応できると考えたのです。

章雄先生 私としても、息子が自分の足で立ち、いざという時に私の顧問先を安心して任せられる体制が整っているのは心強いです。事業承継については、私が現役で頑張れるうちは働き続け、時期が来たら自然な形で引き継いでもらおうと考えています。

本日はありがとうございました。今後のますますのご発展をお祈り申し上げます。

History & Story税理士・会計士までのあゆみ

森脇 俊樹先生
高校まで野球に打ち込みプロを夢見る球児だったという俊樹先生。進路を考える中で父と同じ道を志し、明治大学商学部へ進学。大学在学中から勉強を始め、卒業後に公認会計士試験に合格されました。その後、東京の大手監査法人の公会計部で株式会社や公的機関の監査業務及びアドバイザリー業務に従事。35歳の時に出雲へUターンしてからは父の事務所で税理士としての実務を学び、自身の経営感覚を養うために46歳で独立、公認会計士の知見を活かした独自の経営支援を展開されています。

森脇 章雄先生
高校卒業後、税理士だった祖父が営む事務所へ就職。実務経験を積みながら、単なる職員に留まらず自らも資格取得を決意し、28歳から本格的な勉強を開始したそうです。約5年の歳月をかけ、30代前半で税理士試験に合格。その後は高齢の祖父を支えながら事務所を切り盛りし、祖父が亡くなった後も現在に至るまで出雲・松江エリアの多くの地場企業の経営を支えてきました。

森脇俊樹公認会計士・ 税理士事務所

森脇俊樹公認会計士・ 税理士事務所
所在地/
島根県出雲市白枝町423-7 アルヴィータ白枝2F
TEL/
0853-25-8414
設立/
2023年

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絶品の出雲そばと神話の息吹が感じられるパワースポット

地元馴染みのアットホームな
そば店

出雲市平田町の「そば処・喜多縁」



出雲そばならではの「割子」と「釜揚げ」を両方味わえる「そばりえセット」(1300円)


森脇 俊樹先生のお気に入りは鴨汁せいろ
(1530円)

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 出雲市を代表するご当地グルメといえば、日本三大そばの一つに数えられる「出雲そば」が有名です。玄そば(殻付きのそばの実) をそのまま挽き込む「挽きぐるみ」製法で作られるため色が黒く、そば本来の強い香りと風味が特徴です。冷たいそばを丸い漆器に盛って重ね、直接つゆをかけて食べる「割わりご子そば」と、茹で汁ごと器に盛り、好みの濃さにつゆを足して味わう「釜揚げそば」のいずれかで味わいます。
 市内に数あるそば店の中でも、森脇 俊樹先生の行きつけは平田町の「そば処・喜多縁(きたえん)」。親しみやすく、アットホームな雰囲気で地元に愛される名店です。店主の岡 敏和さんによれば、この店では出雲産を中心に厳選した4種類の国産そば粉を独自に配合しており、「豊かな旨みに加えて独特のモチモチ感を引き出しているのがこだわり」とのこと。先日、テレビ番組の取材でお店を訪れた出川哲朗さんにも「絶品」と大好評だったとか。その模様は6月13日、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京)で放映予定とのことなので、ぜひご視聴ください。

神々を迎える神秘の海岸、
「稲佐の浜」

出雲大社、長さ約13.6m、重さ5.2tの日本最大級の巨大なしめ縄が有名な神楽殿


旧暦10月、八百万の神々をお迎えする「神迎神事」が執り行われる「稲佐の浜」の「弁天島」

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 出雲大社から西へ約1kmに位置する「稲佐の浜」は、日本神話の「国譲り」の舞台として知られる由緒ある神聖な海岸です。旧暦10月の神在月には、全国から集まる八百万の神々をお迎えする「神迎神事」がこの浜で執り行われます。砂浜にぽつんと佇む「弁天島」がシンボルで、夕暮れ時には「日本の夕陽百選」にも選ばれた幻想的な絶景が広がります。
 この浜を訪れたら体験したいのが「お砂取り」の風習です。稲佐の浜の砂をすくい、出雲大社境内の一番奥にある「素鵞社(そがのやしろ)」に奉納すると、代わりにお清めされた「御砂」をいただくことができます。持ち帰った御砂は自宅の敷地に撒いて厄除けにしたり、お守りにしたりと、出雲の神々の御利益を授かることができます。出雲大社から歩いて十数分かかりますが、訪れる価値のあるパワースポットです。

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